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追憶の変なおじさん。

あまりにも汗が止まらないので、これが噂の更年期? と一瞬思ったものの、

なんてことないただの熱帯夜でした。(北海道の貧民宅にクーラーなどない)

あついよー。今週はずっと30℃以上だったよー。夜も涼しくならなかったよー。

明日もまた30℃超えだってよー…。

 

そんな暑がりのワタクシは、一年中どこに行くにも扇子を持ち歩いているのですが、

朝っぱらから気温が30℃を超えた先日、扇子を紛失していることに気付きました。

最初は家に忘れたのかと思ったのですが、いくら探してもない。

どこかで落としてきたんだと思うんですが、扇子なんて落としますかね…。

財布とか傘とか時計とかは一度もなくしたことがないのですが、

あまりなくさないようなものをよく紛失します。

外出先でブラウスを紛失したときには、自分自身に唖然としました。

ブラウスなくすって…。

 

 

 

今となっては夜道を一人で歩いていても誰からも襲われたり追い剥がれたりしないワタシですが、

若い頃は大人しそうに見えたせいか、ちょいちょい変なおじさんにも遭遇したりしました。

出会うのは夏が多かったので、なんとなく変なおじさんは夏の思い出のひとつになっています。(思い出…?)

なんせ変なおじさんのお話なので、ほぼお下品なお話ですがご容赦ください。

 

というのも、ちょっと前に、JRや地下鉄での痴漢撃退に安全ピンがどーのと話題になっているのを見て、

そういや昔ワタシも、安全ピンではないけどシャープの先ぶっ刺したことあったなあと思い出したので。

勝手に、触れてるだけならセーフ、指に力が入って肉や割れ目に食い込んで来たらアウトってことにしてたので、

股ぐらに突っ込まれた手をガッツリ握って、持ち主の顔も確認せずにシャープで手の甲グサッとな。

後ろで「ぐふっ」とか変な声聞こえたけど、グサッとやるのは犯罪だったんだろうか…いやもう時効だろうけど。

グサッとやったワタシの手を、刺された手とは別な手でじっとり握りしめてくる本物の変態さんもいたっけなあ…。

 

人生で一番変なおじさんに遭遇した時期は小学校2年生から3年生の間。

その2年間通ってた小学校の近くに、やたらと変なおじさんが出没した。

公園の藤棚の根元1本1本に少しずつ小便をかけているおじさんとか、

公園で本を読んでいると、他のベンチががら空きなのに何故か隣に座ってジュースを飲むおじさんとか、

追いかけっこにいつのまにか参加してるおじさんとか。

木や柱に小便かけてたり、隣に座ったり、おいかけっこに参加したりなら特に実害はなかったんですが、

コイツはダメだっておじさんがひとりいまして、あの気持ち悪さは今も忘れられない。

 

学校から帰る途中の道に止まっていたクリーニング屋さんの白いバンに乗ったおじさんが、

今思えばものすごくベタな手口ではあるんですけど、窓から顔出して道を教えて欲しいと。

当時からしっかりアホだったワタシが近づいて行くと、地図があるから見て欲しいと車のドアが開きまして、

そこに座ってたおじさんの下半身がお約束通りにち○こ丸出し状態だったワケですよ。

あ、このひとは変なおじさんだ、とは思ったものの、そのとき既に手首をガッシリ握られてましてね。

「おじさんのお○んちん子豚さんみたいでかわいいでしょ? なでなでしてみようね?」

とか言われて触らされたワケですが、

そのち○こがですね、風呂場で毎日見ている親父のソレの半分くらいのサイズだったものですから、

「あ、ほんとだ〜。ちっちゃくてかわいいですね〜」

と、まったく悪意なく(むしろおじさんに話を合わせたつもりで)正直に口走ったところ、

おじさんの手がちょっと緩んだので、その隙に走って逃げて公園の蛇口でそりゃもう必死で手を洗った。

あれは気持ち悪かったなあ。今でもあの感触が手に残ってる感じするもんなあ。THE★ふにゃチン。

子供の親切を踏みにじるダメな大人だ。

これは親に話したら怒られるやつだと思って話さなかったから、

事件になったり話題になったりする以上に変なおじさんはいっぱいいるってことなんだろうな。

キモいですね。

 

そんなこんなで、変なおじさんとの遭遇は夏が多かったんですが、

真冬の猛吹雪の最中、ほとんど誰も通らない高校のグラウンド脇の抜け道で、

白いハイエースから降り立ったトレンチコートから生足生やしたオッサンが、

横殴りの雪にも負けずにコートの前をガバッと開いて、

氷点下においてはむしろシュールでしかない貧相な裸体を晒していたこともあったなあ…。

なにせ横殴りの雪なので、股間のアレも風に靡いていたっけね。

変なおじさんは夏だけの生き物ではない。

 

ちなみにその近くには、昔とある本にも掲載されたことのある、

『昼間でも出るぞ痴漢と変質者』という看板が立っていた。

確かに、猛吹雪の真昼間でも出た。

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