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渓谷と寺とオッサンと。

年も明けてずいぶん経つというのに、今更感全開で昨年の回顧ネタ・ふらり岩手旅。
(次に控えてるのも今更な回顧ネタ・ふらり東京散歩でござい)
…もはや記憶があやふやだけどな…。
なーのーにー、恒例の無意味にソーロングな旅レポになりました。
ダラダラと最長記録を更新したかもです。
暇で暇で仕方がないから読んでやってもいいぞって方は続きからどぞ。



旅行中にも携帯からブツブツ言ってましたが、12月末の3連休で岩手に遊びに行ってました。
21日の夜に盛岡にいなければならなかったので、仙台も花巻も場所的にも便的にもいろいろビミョー。
…とゆーワケで、ガタゴト列車乗り次いで行ってきました。
しかし片道8時間って、やはり東北は遠かった…。




出発は20日22時のはまなす。
天気がイマイチ芳しくなかったので、何時に出よっかなーとかブツブツ言っていたら、
妹Bに、一緒に行く友人と待ち合わせをしていないことについて咎められた。
確認はしていないけど、ワタシの最寄りが始発の札幌駅で、友人の最寄りが次の新札幌駅だから、
ワタシが札幌駅で乗りこんでおけば後から友人が新札幌駅で乗りこんでくるだろうと思ったんだ。
ところが、ワタシが札幌駅に着いた頃友人から「どこにいるんだ」メールが。
普段JR使わないヤツなので、途中から乗るのが不安で始発駅に来てみたらしい。
そして「旅に出るのに待ち合わせ場所も時間も決めないってどうなってんの」とか言われたけど、
ソレ、お前も同罪ね。

青森着が翌早朝なので、乗りこんだらとっとと眠るつもりでいたんだが、
久々の寝台上段はやたらめったら揺れた。そして車両連結部のきしむ音が異常にデカい。
ついでに、やけにテンション振り切れた女性客が騒いでいて、
全然眠れないよーとか思いながら横になっていたんですが、気付いた時には車掌さんが、
「おはようございます。次は終点の青森です」とかアナウンスしてた。(←しっかり眠ってる)
そして携帯には妹Aが無事出産したっつーメールが。寝ている間に伯母になりました。
新幹線に乗り継ぐので、つがるに乗りこんで新青森へ行き、
追加料金が必要だったのでパスしたはやぶさを見送って、はやてで盛岡まで移動。
途中ずーーーっと爆睡していたので景色が見えたのか見えなかったのかも不明。
新青森の待合室で、はじめて新幹線に乗るという東北訛りのおばあちゃんに話しかけられ、
「同じはやてに乗るなら一緒に行けば大丈夫だね、よかったよかった」と安心されたが、
新幹線ほとんど乗ったことなくて、なんとなくで乗り継ぎしちゃってるワタシなんかでよかったのか…?
はやて入線のアナウンスが入り、よくわからない同士でホームに向かい、
おばあちゃんとは車両が違ったので、乗り込む車両の方向だけ教えてホームで別れた。
とりあえずワタシは盛岡に着いたが、おばあちゃんはちゃんと目的地に着いただろーか。

盛岡着が8時過ぎ。
駅レンタカーを探したが案内板に表示がない。新幹線だからか?
もうさ、新幹線のない生活してるから在来線とか新幹線とかワケわからんのですよ。
勘だけでずんずん歩いていたら無事発見。もうちょっと旅行者に親切にしてくれてもいんじゃねーの、盛岡。
今回の旅の仲間は日産・マーチくんシルバー。…クラッチも鍵穴もない車は慣れないなぁ。
慣れない車でどきどき出発。目的地はアコガレの龍泉洞。
どきどきしすぎて、新幹線の待ち時間に「朝食は福田パンで買おう」とか言ってたのをすっかり失念。
市街地つきぬけて早々と郊外に至ってから気づいたが時既に遅し。
知らない道を地図だけを頼りに走っていたので、今更戻る気ゼロ。
カーナビはついてたものの、使い方よくわからんからリアルタイム地図として見ていたんだが、
進行方向が常に上になるように設定されてるらしく、ハンドルきるたびに地図が回ってすげーイライラした。
方向音痴じゃあるまいし、地図回してんじゃねーよ。
そんなワケで福田パンチャンスをみすみす逃し、
早朝にゆでたまご(持参)食べたっきりの空腹で走っていたら、
ほぼほぼ山道の合間に突然お蕎麦屋さん発見。『藪川そば』だってさ。
コレを逃すと次はない! と思って、普段なら絶対に入らないであろう通りすがりの蕎麦屋に入ってみました。
朝食が蕎麦っつーのも何だかなぁとは思いつつ、他で見たことのない『まいたけ天ぷらそば』なるものを注文。
友人はこれまた他で見たことのない『わかさぎ天ぷらそば』なるものを注文。
開店したばかりっぽくて、客はワタシたちだけ。
お店のおばちゃんも油断していたのか、席に案内してくれた時とそば持ってきた時で顔が違った。
(そばを茹でてる間に化粧したらしく、大層華やかなお顔になって現れた)


そばの味はよくわからんけど、フツーに美味しかったっす。思いつきで入ったワリに大満足。
(戻ってから調べたら、食べログのレビューはけっこう散々だった。そば愛好家のコダワリはわからん)
あたたかいおそばでほっこりしたワタシたちは、
再び龍泉洞に向かってウキウキひた走ろうとマーチくんに乗ったんだが…。

…エンジンかかんないよ…?
このボタン押せって言ってたんだけどな…?

説明書ないかなぁと思って、キーと一緒に渡された書類を見ても車検証だけ。
いろいろやってみたら、ブレーキ踏んでないとエンジンかからない車らしいね、マーチくん。
エンジンかけるのに10分くらいかかっちゃったよ。とんだタイムロスだぜ。
もう最近の車全然わかんないよ。つか、最初に教えといてくれよレンタカー屋の姉ちゃん!
こちとら、15年前のおんぼろマニュアル車にしか乗ったことないんだからさぁ。(知るかよ)
クリープ現象で勝手に前進するのを防ぐためなのかなぁ? サイド引いてんだけどなぁ…。

何はともあれ、何とか再び走り出したワタシたち。
北海道でもよほど田舎に行かないとお目にかかれない樹氷っぽい白い森をひた走りました。
北海道よりクソ寒いし、北海道より本気な雪道だし、ワタシたちちょっと岩手をナメてたわ。
「冬の北海道より寒い場所なんて日本にないだろう」とか驕りたかぶっていたことを猛省します。
途中にそびえたつ交通安全標語が白地に緑字の『君死に給うことなかれ』。
条件反射的にウッカリ友人と一緒に謎の与謝野晶子暗唱ドライビング。
アレは何だっけ、日露戦争に出征した弟を思った詩だったっけね。
けっこう本気な冬道なんだけど、何故か路肩に排水溝らしき溝がぽっかり。
慣れない車と思いがけない冬道とで、ちょっとドキドキしちゃったぜ。

迷いようもない1本道をひたすら走ること2時間ばかり。
ようやく目的の龍泉洞に到着したんだが、見事に客がいねー。
ワタシたち以外のお客さん、2人かな? 絵に描いたよーなシーズンオフ。


おそらく夜間はライトアップされていると思われる龍ですが、
昼間見ると電飾にぐるぐる巻きにされた緊縛龍となり果てておりました。南無。

日本三大鍾乳洞のひとつらしいんだが、本当に人がいない。
鍾乳洞貸切。他人を気にせずアホ丸出しで好き勝手なことしゃべり倒せるこの自由。
ちょっと歌の一節にどんぴしゃな光景があって、他に人がいないのをいいことにちょっと歌うとかね。
いやー歌声が洞窟に程良く反響してキモチよかったわぁ〜。(やめなさい)
水の近くだったうえにけっこうな田舎だったので外はすこぶる寒かったんだが、
鍾乳洞内部は年がら年中温度が一定らしく、ちょっとあたたかかった。
地底湖の水がとんでもなく透明で、薄暗いこともあって水面がどこかわかりにくい。
よーく見ると足元すぐが水面で、ものすごく深い湖でびっくりした。
なんせ本当に透明だから、吸い込まれそうでちょっと怖かった。
昔は船で内部を見せてたっぽいけど、あんな深くて透明な湖を小舟で、なんて怖いなぁ。
ひっきりなしに上から水がしたたっていたので、写真はナシです。
ほんっとに水が透明でキレイだった。その水に光が反射して、すごく不思議な水の中だった。
いいもの見たなぁと思うです。
ただ、ワタシ高いところがニガテなので、最後に展望台だかに通じるルートがあったんですが、
展望台に続く階段が見るからに無理だったので、Uターンして元来た道を戻りました。
『階段が続くので足腰に不安のある方は来た道を戻れ』的な注意書きもあったしな。(足腰頑健だけど)
何が見えたのかなぁとちょっと残念だったけど、きっとあの階段上ったら途中で怖くて腰が砕ける。
地底湖の水がとにかくすごい透明だから、浅いところは湖底が見えるんだけど、
かなり深い湖なので、ずーーーっと向こうまで見えるのに底は見えないというところが多くて、
視界がクリアなだけに、水がないように見えて、すごく高いところに立っているような感じ。
水は平気だから「ココには水がある水がある水がある…」と念じてれば怖くないんだけど、
ふと水があることを忘れる瞬間がちょいちょいあって、そのときはすげー怖かったなぁ。
全体的なイメージは、『青の世界へようこそ』かなぁうははは。(ほとんどの人にわからんよソレ)

ちなみにココ、路線バスで行こうとか思うと大変なことになると思われ。
盛岡駅から片道2時間以上かかるうえに、おそらく1時間に1本も走ってないと思ふ…。
レンタカーをおススメします。

これぞ、というお土産が見当たらなかったので、記念に龍泉洞地サイダー買って盛岡にUターン。


龍泉洞に『町民の上水道に使われる水脈なので異物を投げ込まないように』って注意書きあったので、
そもそもが飲み水なワケだから、きっとクリアでうまい水に違いないという期待。
炭酸キツめだったけど、うまかったっす。(風呂上がりに腰に手を当てて飲んでやったぜ)(コレ牛乳じゃねーよ)

その日盛岡で宿泊するホテルを目指して走ったので、
盛岡の市街地に入ってからは来た道を戻るだけっつーワケにはいかず、
勘だけで右折左折を繰り返して進んだら奇跡的にホテルの前に出た。
我ながら方向感覚だけは大したものだと思う。(まずカーナビ使いこなしてから言え)
ホテルの立体駐車場でミラーをたためとか言われて慣れない車に狼狽し、
何を間違ったか突然エンジン切っちゃって友人と係員に嘲笑されたとかはまあいい。

お昼も食べずに戻ってきたので、遅いお昼ついでに盛岡散策に出ることに。
戻る途中で盛岡中央郵便局の前を通っていたので、北海道から持ってきた宮城宛の荷物を出すことに。
計算したら、配達日数的にも送料的にも、岩手から出すのがベストと判断したんだが、
友人的には旅のついでに配達する(郵便局で中継入れた的な)阿呆に見えていたようだ。
地元の郵便局には梱包用にガムテープが常備されているのでそのつもりで行ったら、ない。
ちょうど荷物の中身にガムテープがあったので、ソレ使って梱包。
そう、ワタクシ、使いかけガムテープを送りつけました。(エバるな)
確かこの郵便局、風景印あったよなーと思って窓口でお願いしてみたんだが、
風景印もへったくれもないぐちゃぐちゃの梱包と切手貼付っぷりで出したので、あまり意味なかったかも。

その後、住所だけを頼りに、朝食べそこなった福田パンを目指しててくてく。
おかげさまで道を1本たりとも間違うことなく無事到着。我ながら方向感覚だけは…(←しつこい)。
ガイドブックで見たまんまの店内ではあったが、システムがよくわからん。
お店の人にきいてみたら、パンにはさむ具を選べ、と。
ひとつのパンについて具材は2つまでだ、と。
窓口の上に具材を書いた札がお値段ごとにずらーっと並んでいるので、その中から選べ、と。
種類が多すぎて、どう組み合わせればいいのかよくわからんままに、
なんとなく選んでパンふたつのつもりで注文した。
が、結果的にパンはみっつ渡された。うーむ、難しい。

ワタシは、並んでる札ひとつで一種類の具材だと思ったのね。
たとえば、『あんこ』『バター』『あんバター』とあったら、
あんこ単品とバター単品とあんことバターを混ぜた何か単品があるもんだと。
そう思って「ピーナツバターとあんバター、たまごサラダとポテトサラダ」と注文したら、
「みっつですね!」と言いながら既にあんこ塗りはじめてまして、
みっつと言われた時点で、あんバターはあんこ+バターか!とようやく気付いたのですが、時すでに遅し。
みっつはいらん、あんバターキャンセルでピーナツバターとたまポテだけでいい、とはもはや言えない。
結果、あんこ+バター、ピーナツ+バター、たまごサラダ+ポテトサラダのみっつがどどーん。
ちょっと塩味の強めな大きいコッペパンに具材が2種類上下に塗られてはさまれたパンです。
思いがけずパンみっつのショックが大きすぎて、写真も撮らずにもそもそ食べ始めてみました。
飲み物が欲しいなぁと思ったけど、またこの店で買い物したら再び何か失敗しそうで店を出てから買った。
うーむ、難しいなぁ福田パン。(←お前が馬鹿なだけだ)
(考えてもみろ、あんバターとピーナツバターを上下にはさんだパンなんてキモチワルイだろうが)
本当に方向感覚以外お粗末なポンコツ頭脳が口惜しい。

その後、思いがけずみっつになったパンをさげて再びてくてく歩き、
(その後3日間、ワタシの傍らには常にこのパンたちがあったことは内緒です)
宮沢賢治ゆかりとかいう光原社とその周辺を目指してみたが、
パンみっつのショックが大きかったのか曲がるべき交差点を直進。
100mほど歩いて、なんか違う気がする…とUターン。直進した交差点を曲がって無事到着。
はじめて歩く道なのに、なんか違うと思うこの感覚はいったいどこから来るのだろう。うーむ、不思議。
高級すぎて手が届かない織りものやら紡ぎ糸やら民芸品やら工芸品を冷やかして、
とりあえずのくるみクッキーだけ買ってみた。いいものは高い。仕方のないことですよね…ぐすん。
光原社の建物がまぁかわいらしくてね。用もないのに奥の奥までウロウロした不審な客でございます。
いそいそとやってきたワリに、宮沢賢治への興味は皆無なワケですが。
宮沢賢治の資料館的な何かもあったのかな?暗くてよく見えなかったけど。
浜田ちっくな小さいシーサーが鎮座しておったなぁ。
コーヒーの香りがとてもよい、雰囲気のあるお店も併設されていたが、
コーヒーの飲めないワタシはまったくお呼びでないよね。

…つか、ゆっくり茶などしている場合でもなかったんですが。
盛岡に来た目的はそう、恒例のばくちくさんライブなワケで。
薄暗くなった光原社をウロウロしている段階で既に開場時間になってるワケで。
とりあえずいったんホテルに戻って、会場に向かった。

…が、会場に向かう道の近くに気になる雑貨屋さんがあることを知り、まんまと寄り道。
これがまたいろいろとカワイイお店で、地元にもこんなお店あったらいいのになぁと思いました。
かわいいなぁと思ったアレコレが食器だったり缶だったりで、ちょっと持ち帰る気になれなかったのよ。
歩いていて思ったんだけど、盛岡ってちょっと外れた道にオサレなセレクトショップがいっぱいあるのね。
なんか、オサレな街だなぁ。

そして会場に着いてみたら、物販の列がとんでもねー。
一応並んでみたけど、売り場にたどりつく前に開演時間になったので、離脱。
どうせ開演時間すぐに出てきたりしないんだけど、まぁ一応。
ライブは…もうさ、誰得?俺得!な勢いでステキなセトリ。
ミウがはじまったときは思わずバッと隣の友人を見てしまったが、友人も同様にバッとこっちを見てた。
うん、とうなづきあって再び前を向いたとさ。そこはかとないわかりあえてる感でございました。
曲はなんだろ、
今井の映画曲、ファッキン、セレナーデ、ブランニュー、キャンディ、ラプソディ、ナショナルメディアボーイズ、
ドレス、くちづけ、バスター、羽虫、スズメバチ、キスミーグッバイ、ジャンゴ、クリームソーダ、
ロマンス、太陽ニ殺サレタ、エリーゼ、星野の映画曲、フライハイ、独壇場…かなぁ?(順不同)
羽虫からのスズメバチとか内心吠えましたよ。
太陽ニ殺サレタはCDではさほどときめきもなく聴いていたんだが、生は違うね。ずっきゅんだ。
独り身の気楽さから、けっこう頻繁にこのオッサンらを愛でておりますが、何回見ても相変わらずよい。
たとえ今井の志茂田感全開の衣装にどピンクのブーツが激しく奇異でも。
たとえヒデヒコさんの衣装が素材が異常なバスローブに見えたとしても。
そしてそのおかげでセンターのトンチンカン衣装常習犯が至ってまともに見えたりしてね。

愛が見えない衣装への感想混じりのライブの余韻にひたりつつ、
夜ごはんを食べる店を探して駅前をキョロキョロ。
ワタシは特に食べたいものはなかったんだが、友人は「冷麺と焼き肉!」。
ちょうど駅前に『冷麺と焼き肉』って看板出してるお店があったので、そこに入ってみた。
メニューには特に何も書いていなかったが、当たり前のようにすべての肉がピリ辛ダレっつーね。
なんで…?と思いつつ、とりあえず食べたが、
ひたすら辛いものばかり食べていると美味しいのか不味いのかもわからなくなってくるね。
ええ、不味くなかったです。たぶん美味しかったです。でもよくわかりません。(←)


せっかくの盛岡なので、盛岡冷麺。もちもちでつるつるなので好きです。
が、いいだけ焼き肉を食らった後で頼んだので(←この時点で間違ってる)、ちょっぴり腹にこたえた。

どういうワケか盛岡は札幌よりはるかに寒かったので、この日はお風呂にお湯はってみました。
ぐうたらなワタシにしちゃ珍しく8時過ぎから活発に動いたので、1日が長かったなぁ。
朝から動くとこんなにいろいろできちゃうのね。
…とか言いつつ、疲れたので翌朝はNO目覚まし。目覚めた時間に動き始めるのさ。
目覚めたら何時なんだろーなーと思いつつ、あっちゅー間に眠りこけた。
そしてワタシが死んだように(それこそ寝息すら聞こえないらしい)眠っていた隣で、
友人は腹をこわしてトイレとベッドを行き来していたらしい。
ワタクシもちろん、一切気付かず眠りこけておりましたが。
朝からほとんど同じものしか食べてないんだけどなぁ。不思議だ。



翌朝は奇跡的にわりと早めに目覚めてびっくり。
『龍泉洞を見たい』『ライブに行きたい』以外はものの見事にノープラン(そのくせ2泊3日)なワタシたちは、
思いのほか盛り沢山だった朝食バイキングをウキウキ頬張りながら、その日の予定を今さら考えた。
友人は、平泉に行ったことがないから行きたい。
行ったことのあるワタシとしては、1日がかりで見て回るほどではないと思ったので、
平泉に行く前にちょっと渓谷に寄り道したい。
本当は海岸線に興味があるけど、そこまでの時間はないかな、と。
渓谷→平泉で話が決まったので、朝食を済ませてからふたたびマーチくんに乗り込みいざ出発。
ノープランなれどレンタカー乗りまわすことだけはわかっていたので、
準備万端岩手県地図を用意していたワタシは、ソレをにらんで渓谷を探す。(ねぇ、カーナビは?)
どうやら猊鼻渓ってのと厳美渓っつーのがあるらしく、猊鼻渓と厳美渓の間に平泉がある。
…とゆーワケで、まずは猊鼻渓を目指して東北自動車道をぶっ飛ばしてみました。(法定速度ガッチリ順守)
友人がゆうべ腹痛であまり眠れなかったので、今日も元気にワタシがドライビング。
インターに向かう盛岡市街で、ワタシの目の前青信号なのに、
えっちらおっちらと杖を突き手を振りながら道路を横断してくるおじいさま発見。
おじいさまの向かう先には、どうして渡ってるの!危ないから早く渡って!…と言ってる風なお姉さん。
おじいさまはワタシの走る車線の真ん中くらいでお姉さんと声が通じ合う距離になったのか、
お姉さんがどんなに慌てようと道路を渡りきろうとせず、杖振り回しながらにこにこと何か喋っている。
そうしてワタシの目の前の信号は赤になったのであった…。
あのおじいさま、いつか本当に事故に遭うんじゃないかと心配だ。

高速はけっこう吹雪いていたせいか、周囲の車がやけに遅い。
80キロ規制になっていたけど、路面が凍ってるワケでもなく、激しく視界が悪いワケでもない。
しかしほとんどの車が60キロくらいで走っている。
何かあるのかなぁと思いつつ、追い越し車線を80キロで走行した。
常日頃からどこまでも頑固に法定速度ピッタリで走るタイプなので、
高速道路を走るときは、よほどのことがない限り走行車線を走っている。
人生でこれほど追い越し車線を走り続けたことはない、ってくらい追い越し車線を走ったなぁ。
なんであんなに遅く流れてたんだろう…?
音楽をかける装置などないレンタカーなので、道中ひたすら自家発電。
前夜のライブを思い出しつつ、主にばくちくさんを熱唱したものでした。

そうして高速を走ること数時間、高速おりて数十分、目指した猊鼻渓に到着しました。
しかし、岩手にイカす渓谷があるらしいという情報と、
岩手県地図の「猊鼻渓」の字だけを頼りにやってきただけなので、どんな場所かよく知らぬ。
川沿いのお土産屋さんの駐車場らしきところに車を駐めて、ちょっと周辺をリサーチ。

リサーチの結果、どうやら渓谷を見るには船に乗るしかないらしい。
「船って下流に向かうよな、普通」とか「でも下流はなんてことない普通の川だぞ」とか、
「とりあえず船に乗ったとして、降りたあと駐車場まで送迎してくれんのかな」とか、
「しかし絵地図を見ると渓谷ってココより上流っぽいぞ」とかアタマの中は?だらけ。
?だらけなれど、やはりココもシーズンオフなのか他に客はあまりいない。
お店の人も、ほとんどやる気を感じない。
とりあえず渓谷見るには船に乗るしかないなら乗ろう、と船に乗ることにしました。

細長い船に、冬だからかこたつっぽいテーブル並べてあって、ビニールで覆いがついてました。
覆いには窓がついていて、自由に開け閉めできるので景色は見えます。
船に乗る前に、当たり前のように写真を撮られて、写真嫌いなワタシたちはいまいち腑に落ちない。
とにもかくにも船は出るってんで、船の一番奥に陣取ってみました。
乗ってみたらなんてことはない、船で上流に向かい、上流で渓谷見て、
ふたたび同じ船で川を下って、元の船着き場で降りるというシステムでした。
何もない下流には向かわないし、送迎はいらない。なるほどね。
船には救命胴着が置いてありましたが、船頭さんが言うには「着なくていいですから」。
その理由は、すこぶる浅い川なので浮くより歩いた方が早い、だそうです。
見ればなるほど、膝くらいまでしかなさそうな浅瀬。
その浅瀬を、モーターもなんも着いてない船で、船頭さんが棒1本で川底押して進みます。すげー。
船内では鯉のエサを販売中。しかしこの時期、鯉は寒くて出てこない。
その代わり、カモっぽい鳥が鯉のエサを狙って船を追いかけてきます。
ワタクシ動物にエサやるのが大好きなんですが、
小学生くらいの子どもがエサ買ってもらってるのを見て、ちょっとやめておきました。
いやね、さすがに見知らぬ子どもと一緒になってエサやりに興じるってのもさ…。


折り返し地点から見た渓谷。
もうさー、川の両脇にそそり立つ岩っつーのがスゲーいいのね。
この折り返し地点では船からおりて、さらに奥の大きな岩を見に行きます。
川を挟んで向こう側の岩にぽっかり穴が開いていて、そこに石を投げ入れられたらラッキー。
…ってんで、穴めがけて投げるための石を船の中で販売中。
寿とか福とか縁とか型押しした小さな焼き物の石です。5個入りを2つ買ってみた。
なんとなーく、寿をひとつお土産に持ち帰ってきました。ひさしー!!!(違)

え、穴への投擲はどうよって?
はっはっは。
川向こうの岩にまで届かず水に落ちてしまう女性陣を尻目に、
渾身の力で放り投げたノーコンYuki*の石は、穴よりはるか上の岩に当たって砕けたのでした。
ええ、他にも3つか4つ粉砕して、残りはリリースポイント間違えて足元に水しぶきあげましたけど何か。
ワタシの近くで投げていた赤の他人な少年が穴にINしたので、
誰よりも早く「すごーい!」と手を叩いて喜んでしまったおばちゃん。
見知らぬ黒ずくめのおばちゃんが突然背後で喜びだしたから、少年は一瞬ビクッてしてました。

大好きな岩を満喫して船をおりると、乗る前に何故か撮られた写真がプリントアウトされて飾られている。
どうやら、欲しければ買ってね、ということらしい。
買われなかった写真は次の船が出るまで飾られっぱなしなワケで…。
写真を人質に取られたワタクシたちは、こんな写真を晒されるくらいならばとお金を払ったのでした。
もうさ、写真がキライな人にとっては強請とか押し売りみたいなもんですよ、コレ。
乗る前の写真を断っちゃダメなのかなぁ。流れ作業的に当たり前のように撮られたんだが…。

…とかブチブチ文句を言いつつ、岩が本当にステキだったので、別の季節に来たいなぁと思いました。
つか、友人は「別の季節にまた来る」と言い切っていました。
方向音痴のくせにたどり着けんのかねアイツ。(たぶんワタシというナビを備えて来るつもりだろう)

地図の文字だけを頼りに来たワリには大満足して猊鼻渓を後にしたワタシたちは、
一路平泉に向けて走り出したのでありました。
そしてここで革命が!
友人がカーナビのモニターの外に【設定】ボタンを発見。
苦節1日半、ついにカーナビに目的地を入れることに成功したのです!
…中尊寺を目指すつもりが、なぜか義経の館だか何だかを目的地に登録してたけどな…。
おおむね方向は一緒だからまぁいいかと思い、とりあえずカーナビの言うとおりに走ってみた。
中尊寺が近くなると、義経の館目指してるカーナビはアサッテな方向を指示するようになったが、
かつて一度来たことがある場所なので、カーナビ無視して勝手に走って中尊寺到着。
目的地の登録はできたが、ナビの終了はわからなかったようです。あはは。

駐車場にマーチくんを放り込んで、ぬかるむ参道を登山。そう、登山。
何故かピンヒールで登ってる女の人が数名いた。オサレの基本ってTPOではないのか。
かと思えば、厚底&ヒールでフリフリドレスの日陰で日傘さしてるゴスロリおばさまとかね。
ヒールのある靴では平地も歩けないワタシからすれば、スゲーのひとことに尽きる。
とりあえず歩くに適さないスタイルの淑女たちをごぼう抜きにして境内ウロウロ。
いろんなお堂を片っ端から仏様ナメてんのかっつー少額賽銭で拝み倒してきた。
寺や神社をウロつくのが好きなんだが、参拝記念に何か買っても始末に困ることが多く、
いいかげんご朱印帳でも持ち歩くかなぁと思ったりしていたところに、
国宝第一号な金色堂仕様ご朱印帳が販売中だったのでウッカリ買いそうになった。
でも、窓口でお願いするというだけのコミュニケーションすら面倒なワタシには無理かもな。


金色堂つっても、建物の中っつーのがなんだかな。
月日が経つとともに色あせ朽ちていくのを修復しつつ…ってのがイイんじゃないかと思うんだけど。

中尊寺ではとりあえず伯母っぽく「すこやか守り」とかいうお守りを買ってみたりした。
自分用に何故かマトリョーシカっぽいカタチをした達磨を買ってしまった。いいんだかわいいから。

その後、毛越寺へ。
閉まるちょっと前だったせいか、ここもほとんど人がいなかった。
前に来たときは雪が積もっていなかったんだけど、今回は雪景色。


なんとなく、雪景色の方がイイな、このお庭。

その後ホテルに向かうにはちょっと早かったので、もうひとつの渓谷・厳美渓を目指す。
なんせ初めてなので、どれくらい時間がかかるのかわからないままマーチくんは走り出す。
思ったより時間がかからず到着したが、つるべ落とし的にあっちゅー間に薄暗くなっていた。
駐車場っぽいところもお店も全部閉まっていたので、トイレ前にちょっと車を駐めて一瞬見物。


どうやら、この川の向こうの団子屋さんからロープウェー的にお団子買えるってところだね、ココ。
もちろん、お団子屋さんもとっくに閉まってたんですけど。
足元がツルッツルだったので、滑って転んで落ちないように気をつけました。
滑って転んで落っこちても誰も気づいてくれないもの、だってワタシたち以外誰もいない!
ココもなかなかステキな岩なので、今度は日暮れる前にまた来てみたいなぁと思いました。

写真ではそんなに暗くないんですが、実際はとっぷり日暮れていまして、
まだ夕方なのにすっかり夜のような気分になって、慌てて本日のお宿に向かうことにしました。
この日のお宿は鉛温泉とやら。花巻の山奥らしい。
(昔このあたりで金が採れたけど役所にバレたら税金とられてたまらんから鉛採れることにしたんだって。脱税が由来かーい)
カーナビに宿泊するホテルの名前を登録し、言われたとおりに走ってみることにした。
いやしかし、岩手はありえないタイミングで脇道から突っ込んでくる車がやけに多かった。
無理でしょそれ、っつータイミングで突っ込んできたワリにさっぱり加速しないっつーね。
道路は見事なブラックアイスバーンだったから、あんまりブレーキ踏みたくないのに、
ブレーキ踏まなきゃ絶対ぶつかるっつータイミングで入ってくるんだよなぁ。そーゆー県民性?
高速道路は相変わらずゆっくり流れていたので、またしても追い越し車線を爆走(もちろん法定速度遵守)。
合流があるたびにカーナビが「左側、合流してくる車に注意してください」ってやかましいやかましい。
貴様なんぞに言われずとも見ればわかるわ!!!(←基本的にカーナビと相性が悪い人)
そして高速をおりてちょっと走ったら、本当にこの道でいいのか俄然不安になるような真っ暗な道に。
カーナビの地図も下から上に走る1本の道以外何もないっつーね…。
途中でホテルが出現して、おっ!と思ったが、すぐに元の真っ暗い道になってしまった。
本当にこんな奥でいいんだろうかとますます不安が募る頃、真っ暗な道はさらに幅が狭くなりましてね…。
本当にこの道ホテルに続いているのか? カーナビなんか信じてよかったのか?
不安が疑惑になりかけた頃に、突然現れた目的のホテル。ああよかった。
ホテルと道1本挟んだ駐車場に車を駐めて、ホテルに向かって歩き出したところで、
ホテルから従業員らしき人が飛び出してくるのが見えた。
何かおかしな場所に駐めちゃったのかなぁと思ったら、ご丁寧にもお迎えに来てくださったらしい。
このホテルは終始一貫して従業員の方のおもてなしっぷりがハンパなかった。
…フロントを除いてな…。(たぶん不慣れな人だったんだろう、やけにキョドっていた)

しかし温泉宿に泊まるといつものことなんだが、浴衣のサイズがない。
女だけで宿泊すると、だいたい中と小しか用意されてないんだけど、中じゃ丈が足りないのよね。
バカボン丈っつーか。
わざわざ大を頼むのも面倒だったので、フロントでもらった浴衣選べる券みたいのを使ってみた。
そしたらまぁ、かわいらしい花柄浴衣ばかりのおばちゃんちょっと恥ずかしいわっつーどピンク攻め。
今更選べる浴衣いらんから備え付けの浴衣の大くれとは言えず、
一番地味っぽい浴衣を選んでみたがおばちゃんやっぱり恥ずかしかった。
帯もさ、備え付けのちょちょいと縛ればいい感じじゃないし、丈もちゃんとあげなきゃなんないし、
せっかくの浴衣なのに全然ラクじゃなかった。最初から大頼んどけばよかったなぁと後悔。
選べる浴衣着てるのなんて若い姉ちゃんばっかりだから、おばちゃんスゲー恥ずかしかった!

ホテルにはお風呂が3か所あるんだけど、時間ごとに男女が入れ替わるので、
謎の使命感に燃えて全風呂制覇してやろうと、夜のうちに入れるお風呂をさっさとクリア。
残るひとつは朝しか入れないので、翌朝に備えてとっとと寝る。
しかし、目ざましに起こされるのは非常に不愉快なので、この日もノーアラーム。
起きられなかったら残念ご縁がなかったね、ということで。
…つっても、ちゃんと目覚めるんだけどね。6時頃ぱっちりお目覚め。
朝風呂は体に悪いので、一応水を何杯か飲んでから出陣。
体に悪いとはいえ、やっぱ朝の澄んだ空気のなかで温かいお風呂っつーのはイイね。
市街地ですら札幌より寒かったくらいなので、山奥ときたらそれこそ本当にクソ寒いから、
内風呂から露天に出るまでがヒーーー!!!っつー寒さでありましたが、その分お風呂が気持ちいい。
しかしアレだね、壺湯ってのはどうしてああも落ち着くかね。
その昔、押し入れの布団と布団の間にめり込んで「ああ落ち着く」って言ってた頃から変わらないのねワタシ。

ここのホテルの朝食バイキングもてんこもりもりですごくうれしかったんだけど、
乳幼児ウェルカムホテルだったので、異常に子供が多い。
あちこちで子供がはしゃいですっ転んだり奇声をあげたりゲンコツくらったりしていた。
ワタシたちの隣のテーブルにも乳児と幼児を連れたご家族が座ったんだけど、
おそらく乳児誕生によって幼児が子供返りしちゃったのか、
幼児が自分もベビー用の椅子に座ると言って泣きわめいていた。
ベビー用の椅子は耐荷重量的にアウトっぽい成長っぷりだったので、
お子様用椅子を持ってきても、コレじゃイヤだベビー用がいい!とギャン泣き。
20分近く泣きわめいている間乳児は完全放置されていたんだが、
泰然自若とはこのことかとばかりに堂々の落ち着きっぷりで泣きもせず動きもせず、
自分のミルクが与えられるまで、どっしり構えて一切騒がなかった。
ミルクを渡されると両手でしっかりつかんで、誰の手も借りずにゴッキュンゴッキュン飲み干した。
うーん、大した赤子だぜ。
しかし、姪とやらが生まれたばかりでこんなこと言うのもナンだが、ワタシ、子どもニガテだなー。ぼそっ。

帰りのJRが14時頃。
あまりのんびりしてると高速本気でぶっ飛ばす羽目になりかねないので、早々にチェックアウト。
とりあえず盛岡駅に近付いておいて、時間が余ったら盛岡市内をウロウロしようということに。
走ってる途中で、昼前に盛岡駅周辺に着きそうだと判明したので、
岩・石垣好きとしては、とりあえず盛岡城跡を目指してみることに。
何故か石垣と石垣の間を庭園なんかにある真っ赤な弓なりの橋が渡してあったりしたけど、
こーゆー本格的な石垣って北海道ではほとんど見られないから新鮮なのよね。
盛岡はやっぱり寒かったので、昼も近いというのに足元には霜柱が生えていましたよ。
盛岡城跡では天使の梯子を拝んだり、石川啄木の歌碑をひやかしたりしました。
そのままウロウロと歩き回り、明治のレンガ造りの銀行を眺めてみたり、
宮沢賢治の記念館的な建物で変なカエルと記念撮影したりしたあと、
盛岡つったら季節外れであってもやっぱコレでしょ!っつーコレを…


桜の季節には程遠いけど、石割桜っす。
ほら、壬生義士伝で渡辺ケンケンとピッチリ横ワケ鼻デカ兄さんが言ってたじゃない。
「南部盛岡のさぐらは石さ割って咲ぐ」って。コレのことよね?
桜の季節はまたよろしいのだろうなー。
今度は春の厳美渓&石割桜だな、と友人と二人でうなづきあったものでした。

そのあと最後までオートマに(つってもたぶんCVT)馴染めずワタワタしながらレンタカーを返し、
(上からぶら下がってる系のGSが初めてで、どこに止まればいいのかわからずワタワタ)
(レンタカーの返車場所が表示されておらずワタワタした挙句、出口からつっこんでみた)
駅地下で昼食のサンドイッチを買いこんでから、いざさらば盛岡。
帰りの新幹線ははやぶさなのだ。
こまちとくっついて入線してきて、切り離した後こまちが先にぴゅーんって走って行った。
来る時のはやてよりもはやぶさの方が速いんだろうけど、なんせ来る時寝てたから実感ゼロ。
右斜め前の席に小学生くらいの男の子がひとりで乗っていたんだけど、
冬休みの宿題なのか、ドリルみたいなものをひたすら解いてて、エラいなぁと思いました。
少年がトイレに立っている間に新幹線がカーブを通過し、
車体が傾いだせいで少年のゴロゴロがすーーーっと音もなく反対側の無人の席に移動。
席に戻った少年が、ゴロゴロがなくなっていることに慌てていたので、
「さっきココに転がってきてたよー」と声をかけたら、「あっ!ありがとうございます!」ってペコリ。
いやーつくづくエラい少年だ。

そんな立派な少年に出会った東北を通過し、函館で北斗に乗り換えたところ、
さっきの少年と同様、ワタシたちの右斜め前の席に外人男性と日本人女性のカップルが乗っていた。
外人男性はカラダもデカかったので、着ているコートもデカかった。
そのコートを持て余したらしい男性は、何を思ったか、隣の女性の席の背もたれにコートをかけた。
背もたれよ? 後ろの席の人にとってはテーブルとか物入れになってるアレよ?
アレにコートかけるとかありえなくないか? と思いつつ、
その時はまだ女性の後ろは空席だったので、人が来たらしまうんだろうと思っていた。
…が、次の駅で人が座っても彼は片づける様子もなく、
ひたすらに女性と抱き合ったりイチャコラこいてるばかりでよける気配もない。
後ろの席に座った子は、何も言えずに膝の上でお弁当を食べていた。
途中で女性がトイレに立ったので、さすがに気付くかなーと思ったら、
一切気にせず席に戻って、再びイチャコラしはじめた。
「おい、後ろの席の子が迷惑してるじゃないか、さっさとこのコートを片づけろ!」
…っておばちゃん文句言ってやった方がよかったのかなぁ。
迷惑被ってる本人が何も言わないのに、ワタシが騒ぐのは変だよなぁと思いつつ、
なんだかモヤモヤした4時間半でございました。
自分の目の前にコートひっかけられたなら、ワタシ絶対言っちゃうけどさ。
人づきあいがニガテなので、こーゆー場面での正解がわからんです。

昼過ぎに盛岡を出たのに、家に着いたら22時とかね。東北は遠いなぁ。
でも、違う季節の景色を見たいし、今回は行けなかった海岸線も攻めたいし、
きっといつかまた行くと思うのです。
いやでもしかし、遠いなぁ。
せめて道内を新幹線で移動できればなぁと、北海道新幹線を待ちわびるワタクシなのでした。
…つっても、いいだけババアにならないと開通しないけどな!!!

はー長かった。無駄に長かった。
ここまで読んだ方、お疲れ様でございました。
中身が薄くて申し訳ありませぬ(平伏)。
行き当たりばっ旅 comments(9) trackbacks(0)
Comment








すげー長い記事!
まだ読んでませんが(笑)、スマホで最後までスクロールするのも大変でした(笑)
しかも、はー長かったって文字みて笑ってしまいました。
あとでじっくり読ませてもらいまーす。

from. もえたん | 2014/01/30 17:58 |
連投失礼!
読み終わりました。
相変わらず面白いう人柄が伺えました!
読むのに10分ぐらいかかってますね(笑)
from. もえたん | 2014/01/30 18:11 |
こんなに長いともう、「旅行記」「旅のしおり」だね☆

Yuki*さん、文章書くの好きでしょう?
国語とか小さい頃から得意だったのでは??
読書とか好きだったのでは???

私もいつか行きたいです、東北。
from. れがさん | 2014/01/30 22:05 |
Yukiさんのブログ読んで、弟に竜泉洞行きたいとリクエストしときました。私は運転できないんで、ガソリン代と宿泊費出すんで連れてってと。
お隣の県に住んでいながらいったことないとこばかりで読んでて楽しかった。

秋田に来ることがあったらぜひともお寄りください。
歩きがいのある公園ありますよ。
城跡なんで、石垣ございます。
桜の時期もいいですが、ツツジも綺麗です。
from. かほる | 2014/01/31 01:35 |
岩手なだけに行ったことがある場所がチラホラ。
というか名前だけならどこも知ってる!!!と親近感沸きまくりでレポ拝見しました〜^^

福田パンの本店には行ったことないのでいつもスーパーなどのワゴンから買ってました。個包装してあります。
いつか自分で注文して中身を選んでみたいとです。
あ、ちなみに私も「あんバター」ってあったらそれで1つの具材だと思うと思いますよ。

渓谷は行楽シーズンがやはりオススメです。ただ人も凄いです…
厳美渓の郭公だんごも味は普通(コラ)なのに買い方が変わっているので日によって列ができたりもします。
だんごだけ欲しいときは面倒ですが回り道していけばお店で購入できますが、店主さんがかなり変わり者のおじいちゃんらしいです(TVで放送されてたのを見ただけなので実際はどうかわかりませんが)

花巻の温泉地って確かに一本道だし、え?ここであってる?って不安になりますよねwわかります。
鉛温泉もいくつかあるけどどちらなんだろうなぁ。ホテルってことは立派なところですよね^^

今回も読み応えのある面白レポ有難うございました♪
旅先から荷物の発送もありがとうございます!
from. みぃ | 2014/01/31 16:14 |
ごめん、コメント内容に誤りがありました。
城跡の公園は石垣ないです。
歴史好きの弟にたしかめたところ、天守閣を持たないお城でしたのと、土積みが得意だったから、石垣はないらしいです。
ごめんなさい。
桜とツツジは綺麗です。
from. かほる | 2014/01/31 20:49 |
もえたんさん

まったくスマホに優しくないブログでスミマセン。
あまりに長すぎて自分自身読み返す気になれず、
推敲一切せずにそのままアップしてみました。いやー長かった。
10分もお時間を頂戴するに値しない内容で申し訳ない限りです…。

今度から、もうちょっと簡潔にまとめたいと思うけど思うだけかも(おい)。
懲りずにこれからもヨロシクです…。



れがさんさん

もうね、長すぎて何書いてるんだか自分でもわからなくなるっつーね。

文章書くのも好きだし、国語だけで学生生活乗り切った感があります。
そしてモチロン、本はともだち。本だけが友達。
今も本ばっかり読んでるし、誰にも頼まれないのにブログに超長文綴ってる。
成長しねーなー自分。

東北は北海道から一番近いハズなのに、
行こうと思うと東京行くよりずっと時間がかかります。
でも酸ヶ湯も行きたいし角館も行きたいし蔵王も行きたいし会津にももう一度行きたい。



かほるさん

龍泉洞はよかったですよー。キレイはコワイなんだなぁと思いました。
便利な弟さん(←失礼だよ)がいてよいですねー。
ウチの妹Bときたら、免許持ってるくせに運転できないから使えねぇ使えねぇ。

秋田も行ってみたいんですよねー。角館って秋田?
全国うまいもの市ってのがデパートの催事で定期的に開かれるんですが、
ワタシ毎回秋田のきりたんぽ屋さんできりたんぽ鍋一式買いに行きます。
そこで売ってるのは当然冷蔵とか冷凍なんですけど、本場で食べたらまた違うのかなぁとか。
いつか行きます、秋田。
そして平城でも大丈夫。
石垣はモチロン好きなんですが、そもそも史跡自体が好きなので無問題。
桜とツツジの季節は混むのかなぁ。
城すら脳内で勝手に妄想再建するから、桜やツツジもソレでイケるからいいか。



みぃさん

福田パン、ワタシこそワゴンで買うべきだったのではないのか?
そういえば帰りに遅ればせながら気づいたんですが、
行きの新幹線降りて最初にあがったエスカレーター前の駅弁コーナーに福田パン売ってました。
福田パンってメジャーなんすね。
中身は種類が多すぎて何をどう組み合わせればいいのかすごく悩みました。(そして間違った)
選択の自由があるということは選択に対する責任が生じるんだなって思い知らされました。(大げさ)

行楽シーズンはきっと混むんでしょうなー渓谷。
今回はどこもかしこもシーズンオフってたので人が少なかったのです。
妹Bが以前岩手を徘徊したときに、間違って団子屋の方に突撃しておじいさんとお話したそうです。
やけにサービス精神が旺盛ないいおじいちゃんだったそうですよ。
水曜どうでしょうが好きな方がよく訪れる場所だと、じいちゃんに教えてもらったらしい。

ホテルは何だっけ愛隣館とかそんな名前のホテルでした。
とてもサービスがよいんですが、何故か廊下が寒かったっす…。
お値段も安めだったし、お子様ウェルカムホテルと宣言してましたよん。



皆様、コメントありがとうございましたー。
from. Yuki* | 2014/02/01 23:36 |
はい。角館は秋田です。県の南の方にあります。
城跡の公園はお堀の蓮もいいよ。
きりたんぽお好きなのね♪
きりたんぽは県北のものだけど、うちも食べるよ。鶏とゴボウも大事だけどセリがなければ始まらない。
セリの根っこがいい味でるよね。
県北の方では自分できりたんぽをつくって食べるおうちもあるらしい。
from. かほる | 2014/02/02 21:27 |
かほるさん

おお、角館は秋田! 合ってた!(←昔、地理のテストで0点とったことがある)
蓮、いいっすねぇ〜。蓮もレンコンも大好きです。
きりたんぽも大好き。
中学校の修学旅行で秋田にめり込んだときに食べたきりたんぽが激マズで、
ずっと自分はきりたんぽがキライだと思い込んでいたんですが、
物産展で試食させてもらったきりたんぽが超絶美味で、それ以来大好きなのです。
セリはあんまりスーパーで見かけないし、物産展でも相当運がよくないと売ってないから、
今まで2回くらいしか入れられたことがないのです…ぐっすん。
本場物が食べたいヨーーー!!!

コメントありがとうございましたー。
from. Yuki* | 2014/02/03 22:07 |
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